日記

すみっこで生きてるわたし

次へ進むために

先日、長くに渡り応援してきたユニットが区切りを迎えて現体制を終了する報告を受けました。最終日から起算すると、約12年間の活動でした。自分は現体制開始当初からずっと応援していました。

最後の日までは残り約半年です。その間にいけるイベントは全て行くつもりです。

発表を未だに受け入れられない人たちもいますが、至極当然だと思っています。

そんな中で自分が発表をある程度受け入れられたのは、発表の中にあった、「次に進むために必要だった」という思いを理解できたからだと思っています。

 

5、6年前の自分だったら、おそらく受け入れられなかったでしょう。

ですが自分自身も自分の人生や生活の中で、いつまでも過去に囚われず常に変わっていかなければ、この先やっていけない、ということに気づき始めたこともあり、発表について極端に悲観的に捉えることはなかったです。流石にちっとも寂しくないかと聞かれればそれは嘘です。楽しかった過去のライブと同じようにこれからも楽しめるならそれほど嬉しいことはありません。

一区切りを迎えるこのタイミングでの発表ということで、私としては十分納得です。

当の本人たちからは、最後までできる限り笑っていたいという思いがあり、長年ファンをやっている身からすると、皆さんはそういう人たちだから、その「らしさ」を貫くのはずっと変わってないよね。という感じで変わらない部分もあって、変化ばかりの状況とのギャップで安心しました。これも賛否両論あって、こんな時にヘラヘラすんな、こっちは悲しくて仕方ない、という声もあります。でもそれも当然の反応だと思います。

ただ、どう捉えようと、あと半年で終わるのは事実です。

終わる、ということに関して、終わる、はマイナスのイメージがあるから悲しまなければいけない。という固定観念を貫いたところで、終わりがなくなるわけでもないし延長されるわけではないです。逆にどんだけ笑っていても、それは同じです。

現状を変えて次に進まなければならないのは、演者さんたちもファンも同じなのです。

 

だから私も真摯に受け止め、次に進むことに決めました。ですが、これからどうするのか先のことは何も予定がないし、どうしよう、と虚空の半年後を思い浮かべては頭を抱えています。今できるのは、全力を尽くして半年後に限り悔いが残らないようにする、くらいでしょうか。過去に仕方なく諦めたイベントがありましたが、その度に、何とかして行けばよかったと思うことがありました。今までは取り返せましたが、今回は逃したら本当に最後です。

コロナ禍で溜め込んできたパワーを、最後の瞬間にはきっちり使い切っていないといけません。

約12年という長い年月をかけて応援してきたユニットは他にありません。

その全てを、使い切ります。

 

次へ進むために